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ベトナム・日本文化交流会

  • 宮嶋トゥフォン
  • 9月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:9月8日



芸術と食を通じた文化交流

2025年8月31日、大分県国際政策課のご支援をいただき、大分ベトナム人協会と別府市四の湯町二区の高齢者クラブ「白寿クラブ “輪”」の共催で、「ベトナム・日本文化交流会」が別府市北部地区公民館「あすなろ館」にて開催されました。日本人とベトナム人を合わせて約130名が参加しました。


挨拶の中で、白寿クラブ “輪”の野村会長は、国際化が高まり、外国人との共生は避けられない流れであると強調し、このイベントはささやかながらも相互理解を促進し、地球規模の課題解決に向けて一助となることを願っていると述べました。さらに、地域のベトナム人がより深く日本社会に溶け込み、安全で親しみやすく、互いに支え合う生活を築けるよう、有益な助言と情報を共有しました。


芸術プログラムでは、両国文化の特色を活かした多彩な演目が披露されました。日本側からは、高校生による琴の演奏、白寿クラブ “輪”の会員による尺八、獅子舞、舞踊、そして民謡が披露されました。ベトナム側からは、在大分県ベトナム人協会のメンバーが民謡の歌と舞踊、合唱、竹の舞を披露し、会場は大変盛り上がりました。


また、芸術鑑賞に加えて、参加者は両国の料理も味わいました。大分県の郷土料理である団子汁や、ベトナムの“ソイセオ”(ウコンで彩ったおこわ)、チェー(甘味デザート)が振る舞われ、食文化の多様性を体験しながら交流を深めました。


イベントの最後には、参加者全員が輪になって別府音頭を踊り、賑やかで温かい雰囲気の中で幕を閉じました。


在大分県ベトナム人協会は、今後も文化交流活動を継続·発展させ、地域に暮らすベトナム人と日本の方々との友好的なつながりを築いていくことを改めて表明しました。


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