ベトナム中秋節
- 宮嶋トゥフォン
- 10月9日
- 読了時間: 2分
更新日:10月28日
2025年10月5日、大分県国際政策課の支援を受け、在大分県ベトナム人協会はJ:COMホルトホール大分にて中秋節を開催しました。約50名のベトナム人および日本人が参加し、そのうち約20名は子どもたちでした。
イベントは、在大分県ベトナム人協会副会長の佐々木泉氏による開会挨拶から始まりました。その後、オー・アン・クアン(数遊び)、ボール投げお箸拾い、竹ダンス、ランタン作りの体験などが行われ、子どもたちは大喜び、保護者も童心に帰って楽しむ姿が見られました。
その後、「日越子どもの教育」をテーマとしたトークショーが行われました。登壇者は、かつてベトナムに在住し教師を務めた弁護士の伊延美由紀氏と、ホーチミン市在住で2児の母である弁護士の佐々木泉氏です。司会は立命館アジア太平洋大学のグエン・ティ・タイン・ハー講師が務めました。登壇者の皆さんは、日本での子育てに役立つ知識や情報を紹介してくれました。
イベントの後半では、ダンス披露や、目隠しでランタンを取るゲーム、袋跳び競争など、親子で楽しめるアクティビティが行われ、会場は笑い声と応援に包まれ大いに盛り上がりました。最後に中秋節に欠かせない「お供え菓子タイム」として、参加者全員で月餅やフルーツ、ソフトドリンクを分かち合い、イベントを締めくくりました。
今年の中秋節は、在大分県のベトナム人の子どもたちが伝統行事を体験できるだけでなく、保護者同士の交流の場ともなりました。また、参加してくれた日本の子どもたちにとってもベトナム文化に触れる機会となり、国際文化理解を深める場となりました。
企画や準備、運営に携わってくださった皆さま、そしてイベントの最中もあたたかくサポートしてくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。今回のイベントが素敵な形で実現できたのは、主催する側も参加する側も、みんなの熱意と協力があったからこそです。次回のイベントでも、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。



































